見解のまとめ
見解の違い
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20081211
私が頭悪くて理解できないのだけど、どこまで定義でどこからが付加した説明なのか・・
本文中に書かれている相違点の前までが定義なら、まとめるとこんな感じなのかなぁ。
A
- 中高年の中には、仕事に見合わない高い給与をもらっている人もたくさんいる
- 彼らの解雇や給与切り下げができないため、企業は総人件費を下げるためには新卒採用の数を抑えるしか方法がなかった
- 足りない労働力は非正規雇用でまかなってきた
だから、
- 若者の正社員採用を増やすには、
- 給与もらいすぎの中高年をリストラしやすくする必要がある
- 不要な中高年を解雇、もしくは彼らの給与をさげるしかない
B
そんなことしても問題解決はできない。
- 中高年の労働者は子供を含め家族を養っている
- 親がリストラされたり、実力を反映した給与に下げられたりしたら、その人の子供が大学に行けなかったり、食べるに困るようになるだけである
つまり困る人が変わるだけで、困る人が減るわけではない、ということです。
- また、解雇を容易くする方法は一次的に若者の雇用を増やしたとしてもいずれ中高年になる若者にとって長期的には雇用の安定性を失うことになる
この定義だけ見れば、所帯持ちの若手を優先して採って、所帯が無くスキルのない中年を切れば済む話に見えますが。もちろんそれはとても機械的な手段ではあるのだけど。
あと、
このふたつの意見は、いずれも若年者の失業問題を深刻な問題ととらえ、解決が必要と思っているという点では共通しています。いわば同じ問題に取り組む同志でもあります。
とかあるけど、少なくともB案は解決策を出してないし!問題を取り組む気がない側もこちらに含まれそう。