加藤被告は今幸せか
昨晩テレビで秋葉原連続殺傷事件の加藤被告の話をやってたので久々に考えてみた。
ソースがあればそれを引用したいけどテレビ番組の特集なので多分ソース無いだろうから報道内容と異なる部分があるかと思うけどその辺は簡便。
結局犯行動機ってなんなんですかね、あれ
って言われると、
溜まったもののぶつけ先がなかった。みんなに見てもらいたかった
なんだろうなぁ。ある程度悩みを話せる相手はいたっぽいけどそれで現状(派遣で首切られそう)とかから回復できたわけじゃないし。
「この子は何にもしてないのに!」だから殺される。渋谷じゃなくって秋葉の人だから殺される
殺された人たちは何もしてないじゃないか!とか、どうせトラック突っ込むなら渋谷の不良連中にすればよかったのにって話があるかもしれない。けど彼からしてみれば、
- 自分と似た感じの趣味とか持ってる
- だけど充実してる
というのが憎かったんだろうなぁ。なにこいつら、俺と似たような感じで、俺はこんなに困ってるのに誰も助けてくれないじゃないか、だったら力づくでも向かせてやる、とか。
渋谷の不良連中?そもそもすむ世界が違うから特になんも感じない。とか。
企業主体の社会
その特集の話で加藤被告の職場の同期だった人による、今の派遣の話とかもやってた。生憎私はその話の途中で席を離れたから詳しい内容は知らない。ただ少なくとも他のニュースを見る限り、今も企業は平気で首を切りまくってるみたい。
http://mainichi.jp/life/job/news/20081208ddm013100042000c.html
どっかにトヨタが減産理由に大量解雇してる記事があったはずだけどmainichi見ても見つかんない。探し方が悪いのかそれとも?
それはともかく、派遣をすぐに切るから人を殺すのが大量に出る、ってわけじゃないのだけど、殺人の動機として解雇によるストレス増加が関与はしていそう。
そしてこの国はあまりにも企業の言いなりになってるんじゃないかなぁとか思った。企業が冷え込んだら全然人を採らなくなるし、人が足りなくなったら手のひら返して採用し始める。そしてまた不況になったら内定取り消したりする。
いつまで人々はこんな気まぐれな連中に振り回されていくのだろうか。こんないい加減な人間ならとっくに信頼が置けないとして縁切るのに。みんな何らかの企業に入って仕事しないとやって毛無いから、縁が切れない。ほんとはいい加減な企業なんか組合とか内定者で集まって叩いてしまえばいいのに。